治療日誌 20250123 肩関節周囲炎

治療日誌 2025年1月23日

肩関節痛 (50代男性)
【今回の症状】
前回の施術で肩峰あたりの痛みを施術。
治療翌日から痛みは無くなった。
その後、1週間前くらいから別の部位(肩の前方・肩甲下筋あたり)に痛みが出てきた。
その頃に股関節に痛みが出た。この股関節の痛みは昨年もこの時期に痛んだ。

【考察】
移動して出ている肩の痛みは、股関節との関係があると考察する。
股関節の痛みは、腸骨筋が寛骨にくっついているのが原因。
肩とお尻はフルタクル理論によりつながっている。

【施術】
先ず、肩関節周囲に鍼。
次に、股関節の施術、狙いは腸腰筋。寛骨と腸腰筋をはがす。
次に、肩関節、狙いは肩甲下筋。肩甲下筋を上腕骨からはがす。
   (腸腰筋と肩甲下筋は、フルタクル)
次に、頸椎6番7番に接続している菱形筋も委縮
次に、上後鋸筋をはがす。肩甲骨の動き良くなる。

【治療後】
肩の痛みは無くなる。
股関節の痛みは無いが、経過を観る。
2週間後の予約を入れて治療をおえる。