帯状疱疹後神経痛(PHN)2つの症例

帯状疱疹後神経痛(PHN)2つの症例
最初の患者様
左脇に帯状疱疹が発症。最初に皮膚科を受診して痛みは軽減する。
その後発症から6日目に来院。発疹が残った状態と左胸・脇・背中に痛みあり。

初回の施術
胸椎8・9・10番に狙いを定めて施術(施鍼・整体)を行なう。
施術後胸の痛みは無くなる。発疹は、時間の経過で治癒する。

この患者様は、早く皮膚科に通院して処置をされ、帯状疱疹後の神経痛に対応するため当院に来られた時点で完治したのでしょう。
早めの施術が功を奏した事例です。

次の患者様は、発症後約半年経って医者に行かれて「半年経っていたら薬は効きません」といわれた方です。
何件か、病院に受診された後当院にお越しになりました。

症状は⓵左足はの痛み、⓶腰の痛み、⓷右足にも痛みあり。

初回の施術
 検査診立て ⓵の痛みは、帯状疱疹後神経痛の痛み(大腿後側)
       ⓶の痛みは、腰全体前後の運動痛、座っていても痛む(脊柱狭窄症と診断された)
       ⓷の痛みは、坐骨神経痛と考察する。
 
 施術 ⓵と⓶は時間がかかりそうなので⓷の坐骨神経痛から施術を始めた。
    骨盤右下がり右足のロングレッグなので湿によるものと診たてて、骨盤矯正のソフト整体を施す。
    両足に痛みにそれぞれ特効穴(ツボ)に刺激を与えて痛みをコントロールする。
    腰には鍼を施術して、最後にあたまの整体を施す。
    1回目の施術終了。

3回目の施術に来院された時には、⓷の右足の痛みは良くなった。引き続き左足と腰にアプローチ。
    (このころ良きペインクリニックを友人から紹介さてたとの事でPHNのブロック注射を始められた。当院との併用しての施術。)

5回目の施術時には、ペインクリニックの注射が効果あり。⓵左足のPHN痛みは軽減されてきた。
    ⓷右足の坐骨神経痛は痛みなし。骨盤の左右差は無くなり高さが揃う。
    ⓶の腰痛に関しては左右、回旋は良いが前後の動きに痛みが残る。
    腰の痛みに関して内臓調整し腹圧を上げる施術を加える。

 

6回目の施術腰の痛みは良くなってきました。7回8回と腹圧を上げるために内臓調整を丁寧に施す。

9回10回目の施術 左足の痛みは80%まで回復、右足はgood。腰部は、朝起床時は、調子良いが夕方になるとしんどくなる。

11回目の施術 左足の痛みは90%まで良くなる。腰部の回復に時間がかかりそう。
 ここまで2ヶ月の施術を施しました。

患者様もしっかり回復の努力をされています。
年内には、腰部の回復にめどをつけ新しい年を迎えていただけるようにこちらもしっかりサポートさせていただきます。

2つの帯状疱疹後神経痛(PHN)の症例を紹介させていただきましたが、早期の施術と施術までの時間が経ってからの違い(年齢・個人の症状・既往歴にも差がありますが)を紹介させていただきました。

帯状疱疹後神経痛の痛みでお困りの方ご相談ください。